さて1週間程度しか勉強できなかったわけだが試験日が来てしまった。
朝早起きしてマクドナルドで勉強する。もう理論は突撃することにして電力をやった。機械は昼休みにやろう。
でも法規をやる時間がない。そこで3科目については6割行けると思ったら途中退出して時間を稼ぐプランを立ててみた。各科目90分あれば少しは余るだろうと淡い期待。
さて突撃。
<理論>
勉強したときは意外と高校範囲を超えた分野が多数あり焦ったが、試験問題を見るとまあまあ。直流回路は安心する。多分大丈夫だろうと思いつつ、最後まで時間を使う。
<電力>
死亡する。参考書は水力発電の計算問題のウェイトが結構あったのでそれ系統の問題があるかと思っていたら、出ない。聞き覚えがあるワードで問題の意味は分かるが答えは覚えていない感じの、辛い状況が続く。もうダメかもしれないと思いつつ、最後まで時間を使う。
ここで昼休み。問題は途中退出できていないことだ。
原因として思い当たるのは電卓を買っていなかったこと。受けてみて気づいたのだが(遅い)、電験は2乗とか平方根とかを使う上に、数字が結構汚いので、手計算はそれなりに時間がかかる。勉強不足で正しい式を一発で立てられないとあってはなおのこと。
電卓代をケチってはいけない(戒め)
もしこれが原因で合格が1年伸びたら5000円かかる。
もう仕方ないので、昼休みに機械と法規を少しずつやった。
<機械>
「当てはまる組み合わせとして正しいものを選べ」という形式がやたら多い。空白が最大で5個あって、そこに入るワードの組み合わせになるのだが、例えば、一つの空白の答えに確信が持てれば2択か3択まで絞れる。選択肢の見た目が複雑で気圧されるが実は当てやすい。まあこうやって解いてもわからない部分が残っているので手応えは感じられない。
あとは電気があまり関係しない問題(力学とか2進数とか)もあり、電気を知らない私にとっては嬉しい。
<法規>
死亡。5択でそれぞれバラバラな話をされてしまうと、1つ選択肢の答えがわかっても、まだ4択残ってしまう。逆にその選択肢が正解なら他の4つが一切わからなくても解けるから一緒だけど。
打ちのめされたのが計算中心のB問題。基準の値も覚えてないし、交流回路はわからんしで何もわからない。でもここで点数取るのが王道らしい。
さて自己採点。夜に出たオーム社のものを使用。結果として公式の答えと一緒だった。この短時間でミスなしはすごいなー。そういえば私が唯一使った電験三種完全攻略(改訂5版)もオーム社だった。やっぱプロは違いますわ。
ちなみに昼休みも解答速報配っている業者がいたが、途中の自己採点はしないのが安全だと私は思っている。センター試験も初日に採点したら点数が良くても悪くても動揺すると思う。
まあ機械と法規の勉強が残っていたからできなかったのだが。
自己採点結果
<理論>70
<電力>60
<機械>80
<法規>50
理論は順当、機械は予想より高いけどこれは上で書いた問題形式のおかげで当たったものだと思う。電力が60あったのは嬉しいが、法規で50点がどうなるか。基本的に60点が合格点なのだが、去年の法規は51点だった。
9/1の試験日から10/18の合格発表までずっとソワソワしていた。
5chのボーダー予想を眺めてみると、去年と同じ51予想が多い。去年低かった分、今年は上がるという予想も。
一方でTACなどの評価では難しかったと言っているし、リサーチの平均も44.5点しかない。
1で3科目合格だけでも快挙なのだが、来年法規だけ受けるのはいろいろと辛い。
ボーダーが51点だとしたら本当に辛い。勘で当たったのが6点問題か7点問題かで合否が分かれる。
法規の得点組み合わせ
6点 | 7点 | |
54点 | 9問 | 0問 |
53点 | 組み合わせなし | |
52点 | 4問 | 4問 |
51点 | 5問 | 3問 |
50点 | 6問 | 2問 |
49点 | 7問 | 1問 |
48点 | 8問 | 0問 |
47点 | 組み合わせなし |
いっそ54点なら諦めもつくなーと思っていたし、54点予想の人も居た。
去年の51点というのは7点問題をきちんと解けた人へのご褒美ですね。
そして今日が10/18合格発表。
法規の合格点はなんと49点。48点の人がかわいそう。
他の科目は理論55/電力60/機械60。実は電力がギリギリ。
合格は合格だが、結局3相3線が何なのかよくわからないし、電験三種の取り扱える施設の条件も覚えていない。
電力関係への転職はやめておく。